SOUNDPEATS Clip1 正直レビュー!イヤーカフ型で「ながら聴き」に最適なイヤホン

目次
この記事では、SOUNDPEATS Clip1の紹介とレビューをします。
提供いただいた商品にはなりますが、実際に使ってみての感想を正直に書いていきます。
基本スペックをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年8月25日 |
| 希望小売価格 | 9,980円(税込) |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| 重量(片側) | 約5g |
| 重量(ケース込) | 約55.5g |
| サイズ(片側) | 28.45 × 22.32 × 28.03mm |
| サイズ(充電ケース) | 71.5 × 49 × 35mm |
| 最大再生時間(単体) | 8時間 |
| 最大再生時間(ケース込) | 40時間 |
| 本体操作 | タッチ(ロゴ/ドライバー/軸部の3箇所) |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
| 充電コネクタ | USB Type-C |
| マルチポイント | 対応 |
| 防水性能 | IPX5 |
| ハイレゾ認証 | ◯ |
同梱物は以下の通りです。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- Type-C 充電ケーブル
- 取扱説明書、ステッカー

外箱

同梱物一覧
ちなみに取扱説明書は上箱の裏にひっそりと入っています。

取扱説明書は上箱の裏
イヤーカフ型のため、輪っか状の形になっています。

本体
本体の重量は片耳で約5gと大きさの割に軽く感じました。
ちなみにAir Pods Pro 3が5.55g、TechnicsのAZ-100は5.9gなので、これらよりも軽量です。
耳への装着は少し戸惑うものの、慣れてくると簡単に装着できます。
イヤホンを開きながら耳に挟むとよさそうです。
30分ほど装着しながら歩いてみましたが、落ちてくることもありませんでした。
軽量で装着感もいいので、長時間付けるのも問題なさそうです。
本体のカラーはブラックとなっています。
カラーバリエーションはありません。
タッチ操作用のセンサーはロゴ・ドライバー・軸部にあります。
適当にイヤホンに手を当てるだけで操作できるので楽です。
ただし、シングルタップでの操作は対応していません。
誤操作を防ぐためにこのような仕様になっているようです。
再生/一時停止もダブルタップ以上が必要なのは不便に感じました。
ケースはかなり大きめです。
Air Pods Pro 3、TechnicsのAZ-100と並べると以下のようになります。

Clip1、AZ-100、Air Pods Pro 3

Clip1、AZ-100、Air Pods Pro 3
高さも厚さもあるため、ポケットに入れるのは向いていないと感じました。
軸があるおかげでイヤホン本体の取り出しはスムーズにできます。
音質はイヤーカフ型なのにカナル型と同等レベルの音に感じました。
また、耳の外から内部に向けて音を出しているためか音場も広めに感じました。
気になる点もあって、耳に装着する場所によって音のバランスが大きく変わります。
例えば、耳穴に近いほど低音が大きくなります。
着脱のたびにバランスが一番よくなる位置を探す必要がありますし、両耳で位置を揃える調整も面倒くさいです。
慣れてきたら気にならなくなるかもしれません。
ノイズキャンセリング機能はありません。
イヤーカフ型なので当然ですが、周りが騒がしいところでの使用は向いていません。
アプリには以下の機能が備わっています。
- バッテリー残量の確認
- EQ調整
- ゲームモード
- Dolby Audio スイッチ
- ダイナミックEQ スイッチ
- 音声ガイダンスの音量調整、言語切り替え
- タッチセンサーのカスタマイズ
など
アプリを使用するにはメールアドレスでの登録が必須のようです。
ここは面倒だなと感じました。

メールアドレスので登録は必須
EQは10バンドとなっており、カスタマイズ性は十分にあります。

EQは10バンド
前述の通りシングルタップでの操作ができません。
そのためタッチセンサーに割当できるのは、左/右、ダブルタップ/トリプルタップの4種類だけです。

タッチセンサーに割り当てられるのは4種類のみ
音漏れはほとんどしませんでした。
イヤーカフ型ということで、イヤホンと耳穴の間に隙間があるのに音漏れが少ないのは意外でした。
よっぽど静かな場所以外では普通に使えそうです。
SOUNDPEATS Clip1が向いている人
- 外部の音も常に聞こえるようにしておきたい
- 耳穴に入れる形のイヤホンは合わないので自然な装着感のイヤホンが欲しい
イヤーカフ型が向いている人とも言えますが、イヤホンを装着中に周りの音を聴こえるようにしておきたい人に向いています。
例えば、周りから話しかけられる環境にある、外で使っているときに環境音を聞こえるようにしておきたいような場合にオススメです。
SOUNDPEATS Clip1が向いていない人
- 周りの環境音をシャットダウンして高音質で音を聴きたい
- カナル型のイヤホンが向いていると感じる
音楽に集中したい方には向いていないと思います。
イヤーカフ型でノイズキャンセリング機能もないため、外で使用すると環境音がダイレクトで入ってきます。
音質自体は悪くないものの、常に周りの音が入るので音質の良さを感じにくいです。
この記事ではSOUNDPEATS Clip1の紹介とレビューをしました。
イヤーカフ型のイヤホンは初めてでしたが、音質に不満もなく軽量で装着感も抜群でした。
キャッチコピーが「"ながら聴き"の新定番」なだけあって、日常を過ごしながら音楽を聴く使い方にぴったりと感じました。
カナル型のイヤホンとは明確に特徴が異なるので、場面によって使い分けながら使っていきたい製品です。

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