
目次
この記事では、GIGABYTE M27QA ICEを半年ほど使ってみて、良かった点と気になる点について記載します。
モニタを購入する際に求めていた条件は以下の通りです。
モニタに求める条件
- 白色を基調にしていること
- 27インチ以下であること
- リフレッシュレートが120Hz以上であること
- 入力デバイスの切り替えば簡単であること
全ての条件を満たしているのがGIGABYTE M27QA ICEでした。
モニタは黒色を基調にしていることが多く、条件を満たすモニタを探すのに苦労しました。
実際に使ってみたところ満足度は高く、購入して良かったなと思っています。
現在はこのモニタを2枚使用してデュアルディスプレイ環境にしています。

デュアルディスプレイで使用
後述しますが、非表示エリアにはマスキングテープを張って黒色を目立たなくしています。
基本的なスペックは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パネルの大きさ | 27インチ |
| 液晶パネル | IPS |
| 表面処理 | 非光沢 |
| 実解像度 | 2560 x 1440 (WQHD) |
| 視野角 | 178°(H) / 178°(V) |
| 応答速度 | 1ms |
| リフレッシュレート | 180Hz |
| 接続端子 | HDMI 2.0 x 2 DisplayPort 1.4 USB Type-C USB 3.2 Downstream x 2 USB 3.2 Upstream イヤホンジャック |
| 電力消費量 | 23W |
| 傾斜 | -5° ~ +20° |
| スイベル | なし |
| ピボット | なし |
| 高さ調整 | 130 mm |
| VESA規格 | 100 x 100 mm |
| 製品寸法(スタンド有) | 615.11 x 535.66 x 193.63 mm |
| 製品寸法(スタンド無) | 615.11 x 367.35 x 42.21 mm |
| 重量(スタンド有) | 5.15 kg |
| 重量(スタンド無) | 3.45 kg |
購入理由のひとつである白色を基調としたデザインは実物で見ても良かったです。
全面はロゴと電源ランプ以外は何もありません。
ベゼルも比較的細いので、すっきりとした見た目をしています。
私はデスク全体を白色系のデバイスで揃えるようにしているので、今のデスク環境とマッチしてくれています。
GIGABYTE M27QA ICEのディスプレイ用の入力端子は、HDMI 2.0 x 2、DisplayPort 1.4、USB Type-Cの計4つです。
私の場合は、Display PortにWindows PC、Type-CにMac、HDMIにSwitch 2を接続しています。
また、USB 3.2の端子も2つ備えており、キーボードやマウスのレシーバーを繋げばUSBハブのように使えます。
(HDMI、Display Port接続の場合はUSB 3.2 UpstreamでもPCに接続する必要あり)
また、KVM機能が搭載されているため、表示中の入力に対して自動でUSB 3.2の接続先が切り替わるようになっています。
2台のPCを使用している方にはオススメの機能です。
モニタの裏には設定用のレバーとKVMボタンが搭載されています。

KVMスイッチとレバー
この設定用のレバーの使い勝手が良かったです。
以前使っていたモニタは設定用のボタンが複数あり、モニタ裏のボタンの位置を感触を頼りに探すのが面倒でした。
レバーの場合は上下左右と押し込みに異なる機能が割り当てられており、レバー単体で全ての操作を行えます。
また、カスタマイズ性もあり、クリック切替の設定をすれば上下左右に任意の機能を割り当てられます。
例えば、入力切替や音量といったよく使う機能を割り当てれば1操作で簡単に機能にアクセスできます。
また、レバーの他にKVMボタンが備わっており、任意の2つの入力切替をボタンを押すだけで切り替えられます。
よく使う入力がある場合はこちらに設定すると便利です。
DDC/CIという規格に対応しており、ソフトウェアを導入するとPC側から入力切替できます。
私の場合はWindows PCにはControlMyMonitor、MacにはBetter Displayをインストールしています。
各ソフトウェアの設定やキーボードのマクロ機能を活用することで、キーボード操作で入力切替できるようになります。
ベゼル自体は細いですが、ベゼルの内側には非表示エリアがあります。
この非表示エリアは常に黒く、ベゼルの白色との対比も相まって目立ちます。

黒い部分が非表示エリア
どうしても気になったので、今は非表示エリアにマスキングテープ貼ることで非表示エリアを白くしています。

非表示エリアにマスキングテープを貼った
白と黒の境界部分の目立ちが軽減されて見やすくなりました。
モニタ裏にはVESAマウント用のネジ穴が空いています。
このネジ穴が他のモニタのネジ穴よりもネジ山が深いようで、エルゴトロン付属のネジの長さが足りませんでした。
エルゴトロン付属のネジは「M4 10mm」だったため、ホームセンターで「M4 15mm」を購入したところ、無事に取り付けられました。
付属のスタンドを使う場合は問題ありませんが、モニターアームを使用する場合は注意が必要です。
モニタの電源は内蔵されておらず、外部電源となります。
この外部電源が大きいので場所を取ります。

外部電源は大きい
私の場合はケーブルトレーに収納しましたが、配線をきれいにしたい場合はどのように配置するか考えておいたほうがよさそうです。
スイベルは横方向の傾き調整のことでピボットは画面回転のことです。
GIGABYTE M27QA ICEのスタンドにはスイベルとピボットの機能がありません。
スタンドの方向はそのままで横方向に傾けたり、ディスプレイを回転して縦置きしたい場合はGIGABYTE M27QA ICEは向いていないです。
まとめるとGIGABYTE M27QA ICEはこんな方にオススメです。
GIGABYTE M27QA ICEをオススメできる人
- WQHDで高リフレッシュレートの白色モニタを探している
- モニタに複数のデバイスを接続して頻繁に切り替えたい
- 縦方向にモニタを置く予定はない
私の場合は上記の条件に合っていたため、GIGABYTE M27QA ICEに満足しています。
一方で、モニタは機種によって対応している機能はそれぞれ異なるため、自分が求めている機能が備わっているかをよく調べてから購入することをオススメします。
参考になれば幸いです。

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