目次
はじめに
メカニカルキーボードの多くはキーキャップを交換することができます。
キーキャップを交換すると見た目が大きく変わるため、元のキーボードの使用感はそのままに自分好みの見た目にカスタマイズすることができます。
また、キーキャップの素材によっては打鍵感や打鍵時の音も変わるため、より使用感が向上できることもあります。
この記事ではキーキャップを購入するときの注意点と、Amazonで購入することができるオススメのキーキャップを紹介します。
キーキャップを選ぶときの注意点
配列
キーボードは主に日本語配列と英語配列の2種類存在します。
配列を判別するときに最も簡単な方法は、Enterキーの形を確認することです。
英語配列の場合はEnterキーは横長ですが、日本語配列の場合は逆L字型になっています。
キーキャップの単体販売の場合、英語配列のキーキャップであることが多いです。
日本語配列をキーボードを使用している場合は、購入する前にキーキャップの配列を確認するようにしましょう。
形状
キーキャップの形状は上から見た限りだと同じように見えますが、横から見たときの形は異なります。
形状によって高さが違っていたり、行ごとに異なる傾斜が付いていたりします。
形状によって打鍵感は異なるものの、実際に使ってみないと自分に合った形状を見つけるのは難しいのです。
キーキャップの形状は以下のサイトに詳しく記載されていました。
まずは試しに使ってみて、形状も気になるようになってきてからこだわるのがオススメです。
素材
キーキャップの素材は主にPBTとABSが使われています。
PBTはABSよりも高価ですが、耐久性があり触り心地はさらさらしています。
ABSは安価ですが、耐久性は劣っており触り心地はどちらかと言うとつるつるしています。
キーキャップを交換するのであれば、PBT素材のものを購入するのがオススメです。
対応サイズ
キーボードのサイズは何種類かあります。
交換用のキーキャップは多くの場合はフルキーボードに対応した数が入っていますが、場合によってはフルサイズ分が入っていない場合もあります。
また、キーボードのサイズによってはスペースキーとスペースキーの右側のキーのサイズが異なる場合があります。
特にスペースキーのサイズは場合にキーボードによっては長さが異なるため、購入前に対応するスペースキーのキーキャップが同梱されているか確認しましょう。
キーキャップのサイズは「u」と呼ばれる単位で決められています。
1uは英数字キー1個分のサイズです。
印字方式
キーキャップの文字の印字方式には、以下のようなものがあります。
方式 | 印字方法 | 印字の耐久度 |
---|---|---|
ダブルショット | 2色の素材から成型する | 高 |
昇華印刷 | インクを染み込ませる | 高 |
レーザー印刷 | レーザーで表面を焼く | 低 |
シルク印刷 | 膜の上にインクを乗せる | 低 |
レーザー印刷とシルク印刷は、タイピングをしているうちに印字が薄くなる可能性があります。
ダブルショットや昇華印刷は耐久性が高いです。
基本的にはダブルショットか昇華印刷のキーキャップを選択することをオススメします。
キートップ引き抜き工具
キーキャップを交換するには、キートップ引き抜き工具が必要になります。
キーキャップ引き抜き工具はキーボードに付属していたり、交換用のキーキャップに付属していたりします。
手元にキートップ引き抜き工具がない場合は、別途用意する必要があるため注意しましょう。
キートップ引き抜き工具 いくつかの形状がある
Amazonで購入できるオススメのキーキャップ
キーキャップを購入できるオンラインショップはいくつかありますが、私の探した限りではAmazonが種類が豊富で価格も比較的安価に感じました。
個人的な好みにはなりますが、見た目や素材が良かったキーキャップを一覧にまとめたので紹介します。
オススメのキーキャップ一覧
Amazonで購入できるオススメのキーキャップ一覧
シンプルでスタイリッシュなキーキャップはXVX、特定のコンセプトがあってかわいい・かっこいいキーキャップはUssixchareというメーカーがよさそうです。
キーキャップの特徴も表にまとめているので、ぜひお気に入りのキーキャップを見つけてみてください。
筆者が使用しているキーキャップ
私が使用しているお気に入りのキーキャップを詳しく紹介します。
購入をする際の選定基準は、以下の通りです。
私のキーキャップの選定基準
- 英語配列用(ひらがな表記がない)
- シンプルなデザイン
- 白色系
ミルクミニマリストホワイトテーマ
ミルクミニマリストホワイトテーマは全てのキーが白色のキーキャップです。
ミルクミニマリストホワイトテーマ
商品画像だとオフホワイトっぽく見えますが、実物は白色に見えます。
昇華印刷が施されていて品質もよく、読みやすく大きめの印字で視認性も高いです。
本体のキーボードはCIDOO V65のMoon Whiteです。
キーボードの枠も白いので、白系のキーボードが欲しい方にオススメの組み合わせです。
XVX キーキャップセット(ホワイト/グリーン)
XVX キーキャップセット ホワイト/グリーンは、白色と緑色のキーキャップです。
XVX キーキャップセット(ホワイト/グリーン)
印字形式はダブルショットとなっているため、印字が消える心配もありません。
サイズ違いのキーが大量にセットになっているため、様々なサイズのキーボードに対応しています。
さらに、一部のキーは文字色と背景色が逆のキーキャップも付いています。
値段も安価なため、愛用しているメーカーの一つです。
本体のキーボードはKeychron K6 Proです。
Keychron K6 Proのキーキャップも悪くはないですが、esc
とenter
が赤色なのが気に入らなかったので交換しました。
シンプルな見た目になり、満足しています。
まとめ
この記事では、キーキャップを購入するときの注意点と、Amazonで購入することができるオススメのキーキャップを紹介しました。
お気に入りのキーキャップを探す際の参考になれば幸いです。