
目次
Ample Guitarは、リアルな楽器演奏を再現できるギター音源です。
2025年9月9日にV4アップデートが行われました。
このアップデートはAmple Soundの全てのギター音源に適用されます。
また、既存ユーザは無料でアップデート可能となっています!
大幅なアップデートなっているので、Ample Guitarを持っている方はぜひアップデートしてみてください。
- 以下のリンクをクリックして
My Ample Sound
にアクセスします
Ample Soundマイページ - ユーザID(またはメールアドレス)とパスワードを入力してログインします
My Updates
タブを開いて、自分の環境に合ったインストーラをダウンロードします- ダウンロードしたインストーラを実行して、画面の指示に従ってアップデートを完了します
- Ample Guitar LPまたはAmple Guitar SCユーザの場合は
My Installers
タブからLibrary Installer
をダウンロードしてダウンロードします
Ample Guitar LPまたはAmple Guitar SCユーザの場合は必ずライブラリも再インストール必要があります。
プラグインだけインストールした状態だと、プラグインは起動するのに一部の音だけならない状態になります。
(体験談)
Ample Guitar V4の主なアップデート内容は以下の通りです。
- 新規サンプル追加
- Ample Guitar LPに指弾きライブラリを追加
- Ample Guitar SCの各ピックアップポジションにレイキングFXとスライドFXを追加
- Rifferの大幅進化
- Piano Rollモードの追加
Strum Note
の追加- 新しいコードシステム
- 演奏弦の可視化
- リフサンプル追加
- MIDI CC/ベロシティーエディター追加
- MIDI互換
- プリセットの追加
- Guitar Proファイルの互換性サポート
- 新しい5K UIデザイン
上記をみて分かる通り、無償とは思えないほど大幅なアップデートが行われています。
各アップデート内容について詳しくみていきます。
Ample Guitar LPに指弾きライブラリが追加されました。
ピックアップ選択でFinger
を選択することで指弾きの音が鳴ります。

Fingerが追加
指弾きのサウンドは以下の動画で確認できます。
Ample Guitar SCには、各ピックアップポジションにレイキングFXとスライドFXが追加されました。
レイキングは複数の弦を連続的に擦り出すテクニックです。
スライドは指を弦に押し付けたままフレット間を滑らせるテクニックです。
どちらも効果音的な音が収録されているので使いどころは少ないですが、特殊な場面では重宝しそうです
V4アップデートの目玉はRiffer
の大幅進化です。
Riffer
はAmple Guitarの内部に搭載されているエディターです。
今までのRiffer
も十分に高機能でしたが、V4アップデートでさらに多くの機能が追加されました。
以下がV4のRifferの画面です。

V4のRiffer
以前のRiffer
とは大きく変化していることが一目見ただけで分かると思います。
追加された機能について詳しくみていきます。
ピアノノールの追加
今までのRifferはタブ譜ライクなUIでしたが、V4ではPiano RollモードというピアノロールライクなUIも選択できるようになりました。
Piano Roll
モードでは、一般的なDAWのピアノロールと同じようにノートを配置できます。
初めてAmple Guitarを使う方でも直感的に操作できそうです。
また、Piano Roll
モードとV4以前から存在していたTab Mode
は右上のアイコンからいつでも切り替え可能です。
Strum Note
の追加
Piano Roll
モードでは通常のノートに加えて、Strum Noteを配置できるようになりました。

Strum Note
Strum Note
はストローク演奏をするためのノートです。
ピアノロール上部でコードを指定したあとに、Strum
ツールでピアノロール上をクリックするとStrum Note
が配置されます。
少し操作は難しいですが、細かい奏法も指定可能なので操作に慣れれば表現豊かな打ち込みができそうです。
新しいコードシステム
Rifferの上部に表示されるコードを選択したときに現れるコードシステムが新しくなりました。

コードシステム
以下の要素が表示されており、直感的にコードを選択できるようになっています。
- Root/Type/Extension/Alteration/Bassの選択
- コードの構成音の表示
- コードポジションの選択
- 音声プレビューボタン
- トランスポーズ
演奏弦の可視化
Piano Roll
モードでは演奏弦が可視化されるようになりました。
ノートとノートを結ぶ線が表示され、各ノートがどの弦で演奏されるかが分かるようになっています。

演奏弦の可視化
また、Shift
キーを押しながらノートをクリックすると、演奏弦を変更できます。
スライドやハンマリングを指定する際の演奏弦の指定が簡単にできるようになっています。
リフサンプルの追加
Riffer
画面で読み込むことができるリフサンプルが大幅に追加されました。
奏法別、音源別にリフサンプルが用意されており、ざっと見た感じ500以上はありそうです。

リフサンプル一覧
各リフは今回追加された機能が豊富に使われているため、Rifferでできることを確認するのに最適です。
慣れないうちはリフサンプルを参考にしながらRifferの使い方を覚えるのが良さそうです。
MIDI CC/ベロシティーエディターの追加
Piano Roll
モードの下部にMIDI CC/ベロシティーエディターが追加されました。
ベンドやモジュレーション、ベロシティー等のMIDI CCを編集できます。

MIDI CC/ベロシティーエディター
CC Curveプリセットという機能も用意されており、特定のノートを選択したあとにCC Curveプリセットをクリックするとあらかじめ用意されたCCカーブが適用されます。
MIDI互換
Riffer
で作成したフレーズはMIDIファイルとしてエクスポートできるようになりました。
逆に、MIDIファイルをインポートしてRifferで編集することも可能です。
MIDIファイルと完全に互換性があるということで、同一のフレーズをRiffer
上で鳴らすこともDAW上で鳴らすこともできます。
全てのプリセットがV4用に再設計されました。
各プリセットには新しいRifferフレーズが含まれているため、プリセットを選択するだけでエフェクトのかかった完全な状態でリフを再生{.marker]することができます。
Guitar Proファイルの互換性がサポート{.marker]されました。
Guitar Proはギターのタブ譜作成ソフトです。
GUitar Proを使っている方は、Guitar Proで作成したタブ譜をTab Reader
画面で読み込むことができます。
UIが5K解像度に対応しました。Riffer
画面で画面サイズを自由に変更できるようになっています。
ただし、画面サイズを選択できるのはRiffer
を開いているときのみ{.marker]でした。
Riffer
と他の画面を切り替えると、画面サイズが変わるため使いづらいです。
今後のアップデートで全ての画面が5K対応になることを期待したいです。
以上がアップデート内容です。
Ample Guitar V4は大幅なアップデートが行われており、特にRifferの進化が素晴らしいです。
既存のユーザは無料でアップデートできるので、すぐにアップデートすることをオススメします。
Riffer
の使い方を詳しく知りたい方は、以下の動画が参考になります。
また、2025年10月9日までAmple Guitarシリーズが25%オフで購入できます。
今回のアップデートで他の製品にはない機能が盛り沢山になったので、個人的にかなりオススメのギター音源です。

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